オンラインカジノって日本では違法なの？逮捕事例や、安全にプレイするための基礎知識を解説

上記のように考えている方も多いのではないでしょうか。

日本ではカジノが賭博行為と見なされ、違法という扱いを受けており、オンラインカジノも同様に考える方が多いのも事実です。

今回は

について解説をします。

今回の記事は、特にオンラインカジノの初心者やこれから始めることを検討している方に向けての記事ですので、ぜひ参考にしてください！

オンラインカジノは日本で違法なのか？

オンラインカジノと聞くと、たいていの日本人の方は「違法ではないのか？」と考えると思います。

そのため、オンラインカジノに興味があっても、怖くて手を出せないという方も多いのではないでしょうか？

以下では、日本ににおけるオンラインカジノの立ち位置について解説をしていきます。

オンラインカジノには法律が整備されていない

日本ににおけるオンラインカジノの扱いは、現在は合法でも違法でもありません。

理由は、オンラインカジノを裁くための法律が制定されていないためです。

海外企業が運営しているオンラインカジノを日本でプレイした場合どうなるのかというのが皆さんが気になる点になります。

上記に関しては、様々な見解があり、「実際にギャンブルが行われているのは、海外のサーバー上であり、日本にいるユーザーは操作をしているだけ」と考える人もいます。逆に「日本からカジノに参加をしているのは紛れもない事実であり、違法なのではないか」という意見もあります。

ただ、現状はオンラインカジノに関する法律がないことや、賭博に関する法律が基本的に胴元を取り締まるために存在している事から、ユーザが罪に問われる可能性は考えにくいという見解が多いです。

オンラインカジノに関する逮捕事例

先ほどは、日本におけるオンラインカジノの立ち位置について解説しました。

オンラインカジノは法律の整備がされていないため、合法でも違法でもないと説明しました。

しかし、中にはオンラインカジノを利用・運営して逮捕された事例や、家宅捜索や処分があったという事例があります。

以下では、日本におけるオンラインカジノ関連の摘発事例について紹介をします。

事例1 スマートライブカジノを利用して男性3名が逮捕

2016年3月に、海外のオンラインカジノを日本国内から利用したということで、スマートライブカジノの日本人ユーザー3人が逮捕されるという事件が発生しました。

3人が逮捕された理由は、オンラインカジノ内でのチャットのやり取りや、ID、SNS、自身のブログでプレイした履歴を公開状態にしており、身元を特定されたためです。

結果的に、上記3人は単純賭博罪で罰金刑10～20万円を課されました。

上記から、本人と特定されるような証拠を残している場合は、参加するだけでも逮捕される可能性があるということを皆さんにも認識してもらう必要があります。

引用：ネットカジノ客の男３人を逮捕　海外の会員制サイト「スマートライブカジノ」利用　京都府警

事例2 2016年6月ドリームカジノ運営者逮捕

こちらは、オンラインカジノを運営していた胴元の人間が逮捕された事例です。

2016年6月に海外オンラインカジノとして運営されていたドリームカジノの運営者が逮捕されました。

海外オンラインカジノを運営していた人間が、日本で逮捕された初の事例です。

なぜ、海外でオンラインカジノを運営していたのに、逮捕されたのでしょうか。

理由は、カジノを運営していた会社の事務所が大阪にあったためです。

サイト上にはオランダ領キュラソー島の会社であり、決済会社もキプロスと表記をされていたのですが、大阪に事務所を構えていたために日本国内からオンラインカジノを提供しているとみなされ摘発に至ったのです。

これは、国内のオンラインカジノということで、違法なカジノを運営したことと同じであり、必ず有罪となる行為です。

上記の事件では、プレイヤー側の摘発はなかったのですが、一部のプレイヤーには連絡や指導が入ったようです。

引用：オンラインカジノ運営業者を逮捕　全国初…国内運営と判断

逮捕までは行かないが処分や家宅捜索がおきた事例もある

上記の2つの事例は実際に摘発をされましたが、他にも処分やオンラインカジノを利用したことによって家宅捜索が行われた事例もあります。

2015年には、秋田県の国家公務員の男性が、勤務中に自分のスマートフォンでオンラインカジノをプレイしていたとして懲戒処分を受けています。

上記に関しては、勤務中に必要のないことをしていたため処分されたという側面が大きく、実際にお金を賭けていましたが、賭博罪などでの刑事事件には発展していません。

また、オンラインカジノを利用する際に使う電子決済サービスの運営者が、プレイヤーに賭博をさせたということで逮捕をされた際に、上記の電子決済サービスを使ったプレイヤー数人の自宅に家宅捜索が入っています。

これは、電子決済サービスの決済履歴からプレイヤーが割り出されたものと考えられます。

プレイヤーは、オンラインカジノはもちろんのこと、決済手段についてもどこが運営しているのかを吟味をする必要があるということをこの事例は示しています。

引用：国内口座使い客に賭博か　オンラインカジノ全国で初摘発　会社役員ら逮捕　千葉県警

カジノ法案(IR法案)がオンラインカジノに直接影響することはない

2016年にカジノ合法化のためのIR（統合型リゾート ）整備推進法案が可決されました。
この統合型リゾートというのは、巨大な複合観光施設を日本に誘致するための法案ですが、この複合観光施設のなかにカジノが含まれていたため、日本でカジノ解禁かと注目が集まっていたため、「カジノ法案」と呼ばれています。

上記の法案が可決された事で、オンラインカジノに直接影響があるのではないかと考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、カジノ法案は、統合型リゾートを誘致する法律であり、オンラインカジノとは直接関係がありません。

統合型リゾートを誘致する場合は、カジノに関する法律を整備するということになります。

上記の法整備を行う際に、オンラインカジノについて言及される可能性もあります。

オンラインカジノが合法になる可能性もありますし、違法となる可能性もあります。

今後の法整備の動きには注視が必要です。

オンラインカジノを日本で安全にプレイするための基礎知識

これまでは、日本におけるオンラインカジノの立ち位置や、摘発・処分の事例について解説しました。

こちらの章では、できる限りトラブルを避けるためにより安全にオンラインカジノをプレイするための基礎知識について5つ紹介をします。

信頼性のあるライセンスを取得しているカジノでプレイする

1つ目は、信頼性のある公的機関からオンラインカジノ運営に関するライセンスを取得している合法カジノでプレイをすることです。

このライセンスというのは、各国の政府や機関が発行するカジノの運営許可証のことです。

ライセンスがもつ意味は、「このカジノは厳しい審査基準を満たしています」ということを示しており、万が一胴元のカジノ側が不正を働き、プレイヤー側が損害を被った場合でも救済をしてくれるなど、ライセンスの発行機関は心強い存在になるのです。

信頼性のあるライセンスは、イギリス政府、ジブラルタル政府、マルタ共和国など多数あります。

通常のオンラインカジノの公式サイトには、上記のライセンス発行元の機関のマークが記されているので、プレイする前に必ずチェックをしましょう。

逆を言えば、ライセンスの表記が見当たらないオンラインカジノは怪しいので、プレイしないのが賢明でしょう。

海外にサーバーを置くカジノでプレイする

サーバーとは、サイトを置いておく場所です。日本国内のサーバーでオンラインカジノを運営しているのは、日本でカジノを運営しているのと同じ事です。

先ほど解説したドリームカジノの事例は、海外でカジノライセンスを取得していながら、運営は日本でされていたため逮捕につながっています。

ライセンスがあるからといって、安心してはいけないので、カジノを選ぶ際には十分に気を付けましょう。

サーバーがどこに設置されているかを見分けるのは、IPアドレスというインターネット上の住所から可能です。

身元が特定されないアカウント名を選ぶ

オンラインカジノで使用しているユーザー名から、ブログやSNSを突き止められて、本人が特定されるというケースがあります。

上記のスマートライブカジノの摘発事例がまさにこのケースでした。

ユーザー名とSNSの名前は、違うものにしておくのがよいでしょう。

掲示板やチャットで本人が特定されないようにする

Twitterやブログにオンラインカジノをプレイしている事実や内容を公開しないようにしましょう。

上記のアカウント名の対策と似たようなものですが、スマートライブカジノの摘発事例から見ても、この対策が一番有効です。

日本で運営されているオンラインカジノ・決済サービスを利用しない

日本で運営されているオンラインカジノは違法なカジノ該当するので絶対にプレイしないようにしましょう。

先ほど解説したドリームカジノがこの事例です。プレイヤー側はお咎めなしでしたが、実際に指導などが入っているので、知らなかったでは済まされないという事にもなりかねません。

さらに、日本で運営されている電子決済サービスも使ってはいけません。

知らなかったが、使っているだけで家宅捜索に入ったという例もあるためです。

オンラインカジノ・電子決済サービスを利用する際は、吟味して選ぶ必要があります。

インカジ店でのプレーは逮捕される

ここまでは、海外で合法的に運営されたオンラインカジノで基礎知識を守って遊べば、日本国内でプレイしても基本的に違法にならないことはご理解いただけたかと思います。

しかし、日本国内でオンラインカジノをプレイして逮捕される場合もあります。こちらの章では実際に逮捕の事例があったインターネットカフェカジノ（通称：インカジ）について解説をします。

インカジ店運営が違法になってしまう仕組み

インカジ店とは、インターネットカフェを装い、オンラインカジノを利用して客が賭博を行う店のことを指しています。

インカジ店の仕組みは、プレイヤーが胴元にお金を渡し、胴元がPCに入金をします。

入金が済んだら、プレイヤーのPCにお金が入金され、プレイヤーが遊びます。

勝てば出金する事ができ、店員から出金した現金を手渡しで受け取るという流れです。

上記の流れによって、インカジ店は刑法186条の常習賭博及び賭博場開帳等図利罪が成立します。

日本国内では、オンラインカジノの運営者が同じ日本国内にいると逮捕されます。

先ほど解説した事例はプレイヤーは知らなかったため逮捕されず指導や家宅捜索で済みましたが、インカジ店のケースはプレイヤー側も国内で賭博をしていると認識しているため、逮捕されてしまいます。

絶対にインカジ店にはいかないようにしてください！

日本国内でも安全にプレイができるおすすめのオンラインカジノ3選

ここまで日本国内でオンラインカジノを安全にプレイするための方法や、プレイヤーが逮捕された事例等を紹介してきました。

「じゃあ実際に日本でも安心してプレイできるオンラインカジノってどれなんだ…？」と考えている方もいるのではないでしょうか。

こちらの章では、日本国内でも安全に楽しむことができるオンラインカジノ3つを紹介します。

ベラジョンカジノ

最初に紹介するオンラインカジノはベラジョンカジノです。

ベラジョンカジノは、2011年から運営をされており、世界的に見てもライセンスの審査が非常に厳しいとされるマルタ共和国のライセンス認可を受けているカジノです。

日本語サポートの質が高いと定評があり、日本での限定のトーナメントも随時開催しているとあって、日本人プレイヤーにとっては最も安全安心なオンラインカジノと評価されています。

スピンカジノ

2つ目に紹介するのはスピンカジノです。

スピンカジノはオンラインカジノ業界において老舗といわれるカジノです。

2001年に設立して以来、約20年に渡る実績がカジノの公平性、安定性、安全性を保証するのはもちろんのこと、「Gambling Online Magazine」という世界的に権威のあるオンラインカジノの雑誌で、優れたオンラインカジノのTOP50 に選出されています。

こういった点からも、スピンカジノはプレイヤーに安全安心なカジノ環境を作ってくれることは間違いないです。

ジャックポットシティカジノ

3つ目に紹介するのは、ジャックポットシティカジノです。

こちらのカジノは先ほど紹介したスピンカジノ以上の老舗で、設立は20年以上前の1998年です。

創業時から優れたオンラインカジノとして評価を受けており、複数回に渡ってベスト・オンラインカジノ賞を受賞しています。

非常に多くのゲームもあることから、プレイヤーが飽きることがないのも魅力となっています。

まとめ

今回は、日本におけるオンラインカジノの現状や逮捕の事例、安全にプレイするための知識等を解説しました。

オンラインカジノの扱いは、日本においてはまだまだ法整備が進んでいないのが現状のため、今後どういった形になるのかは不透明です。

しかし、カジノ法案の可決等によって、潮目が変わる可能性もあります。

カジノに関する国の動向や情報は常に収集をしておくことをお勧めします。

最後にオンラインカジノで安全に遊ぶために必要な知識をまとめます。

警察のお世話や詐欺に合わないためにも、正しい知識を身に着けてオンラインカジノを楽しむことを心がけてください！