オンライカジノで税金を申告しなくてもバレない？減額の方法などを解説！【2020年10月最新版】

スマホやPCから気軽に遊ぶことができ、完全オンラインでカジノをすることのできる「オンライカジノ」。

最近では日本人に向けたサービスも増え、それに伴いオンラインカジノの日本人ユーザーも増えてきました。

そんなオンラインカジノですが、プレイヤーの間でよく疑問点や不安な点として上がるのが「税金」についてです。

そこで、今回はオンライカジノの税金が気になる方に向けて、オンラインカジノで税金を払う必要があるのかや減額の方法、支払いの方法などを分かりやすく解説していきます。

本記事を読めば、オンラインカジノの税金について悩むことはもうありません！

オンラインカジノの税金は払う必要がある？

早速の本題ですが、オンライカジノに税金は払う必要はあるのでしょうか？

オンラインカジノは1種のゲームのようなもので、あまり税金を支払っているイメージはあまりないですよね。

ここからは、オンラインカジノで税金を払う必要があるのかや、そもそもギャンブルに税金はかかるのかなどの基本的な知識を解説していきます。

そもそもギャンブルに税金を払う必要はあるのか？

それではそもそもギャンブルに税金を払う必要はあるのでしょうか。

結論から言うとギャンブルには税金を払う必要はあります。

理由は簡単で、日本では年間50万円以上の一時所得がある場合、基本的にその全ては課税対象になるためです。

しかし、一般的に競馬や競艇、パチスロなどで儲けた人がわざわざ税金を払っている話はあまり聞いたことはないですよね。

これは、競馬や競艇、パチスロなどの日本で認められている公営ギャンブルの勝利金は基本的に直接現金で支払われており、記録が残らないことによります。

つまり、「ルール上は税金を納める必要がある」一方で、「税務省が勝利金を手にしたことを知る術がない」ので、結果的に税金を納めなくてもバレず、これにより結果的に多くのギャンブルでは税金が納められていないのです。

ギャンブルでは税金がかからないわけではなく、あくまで払う義務自体はあることは認識しておきましょう。

結局オンラインカジノに税金はかかるの？

さて、それではオンライカジノには税金はかかるのでしょうか。

答えはもちろん「はい」です。

通常のギャンブルでも税金ははかかるので、当然オンラインカジノであっても勝利金が一定金額を超えたら税金がかかります。

しかし本当に知りたいのは、「ルール上払う必要があるのか」ではなく、「実務上払う必要があるのか」ですよね。

こちらに対する答えも基本的には「はい」になります。

通常のギャンブルでは税金を払わなくてもわからないのに、オンライカジノでは支払う必要がある理由は、「勝利金の受け取り方法」にあります。

前述したとおり、競馬や競艇、パチスロなどの場合、勝利金は現金で受け取るため実態的に記録が残らないと言いましたが、一方でオンライカジノでは勝利金は銀行を介して支払われます。

そのため、オンラインカジノから勝利金として振り込みがあったことがしっかりと口座に記録として残ってしまうのです。

これにより、税務署はしっかりとお金の流れを把握し、オンライカジノでは税金を払わなかった場合は追求されてしまうのです。

オンラインカジノにかかる税金の種類「一時所得」とは？

それでは、オンライカジノにかかる税金の種類は、具体的にどのようなものなのでしょうか。

オンラインカジノに掛かる税金の種類は、「一時所得」といい、これは労働以外で得た一時的な所得が該当します。

オンラインカジノの勝利金も、もちろん競馬や競輪などと同様に、労働の対価ではなく、一時的に突発的に得るお金になるので、「一時所得」に該当し、これに税金がかかるのです。

オンラインカジノの税金の計算方法｜簡単3Step

それでは、実際にオンラインカジノでかかった税金はどのようにして計算されるのでしょうか。

オンラインカジノでかかる税金の計算方法は、段階を置いて計算をする必要があるので、下記の通り3回にわたって分けて計算して算出しましょう。

計算自体は難しいものではないので、解説通り順番に計算すれば一切問題ありません！

オンライカジノの税金計算法Step①｜「一時所得」の金額を算出する

まずはオンラインカジノで税金のかかる「一時所得」の金額がいくらなのかを知る必要があります。

「え？勝利金額の合計ではないの？」と思った方もいるかと思いますが、一時所得は勝利金を得るために掛かったお金などは差し引きすることができたり、一定額であれば控除を受けることができるのです。

オンラインカジノで税金がかかる「一時所得」の金額の計算式は下記の通りです。

こちらで算出した「一時所得」が、オンライカジノの税金を知る上で基本となる金額になります。

ちなみに、最後に引いた50万円の特別控除額があるので、勝利金額が50万円を下回っている場合は、差し引き0になり一時所得は0円になるため、税金は一切課されません！

オンライカジノの税金計算法Step②｜「一時所得」の中の課税額を算出する

次に、「一時所得」のうちその中のいくらに税金がかかるのかを計算します。

こちらも「え？一時所得全てに税金がかかるわけではないの？」と言う声が聞こえてきますが、実はそうでないのです。

計算自体簡単なので、「一時所得のうちの半額に税金がかかるんだな〜」程度に考えておくと良いでしょう。

オンライカジノの税金計算法Step③｜「所得税」を算出する

ここまできたら、「所得税」を算出することで税金が分かります。

Step2までで算出した「一時所得」と、自分が働いているお給料などの所得の合計を足し、各種控除を引いた上で税率をかければ所得税の金額が自ずと算出され、実際に自分がいくら払う必要があるのかが分かります。

実際にかかる税金を算出するには、Step1〜Step3までの手順を踏んで、必要な情報を導き出す必要があります。

面倒ではありますが、計算自体は年に一度の「確定申告」の時期で良いので、脱税にならないように確実かつ正確に計算するようにしましょう。

オンラインカジノの税金の申告概要と手順は？

ここからは、実際にオンラインカジノの税金を支払う方法やその概要、手順についてを解説していきます。

オンラインカジノの税金申告の期間

オンラインカジノの税金額は、「その年の1月1日〜12月31日まで」の丸1年間の勝利金額に対してかかります。

そして、この丸1年間で稼いだ勝利金額を申告する作業を「確定申告」といい、オンライカジノの税金はこの「確定申告」をすることで税金を支払うことができるのです。

「確定申告」の期間は、「翌年の2月16日〜3月15日」の期間であり、前年の勝利金額をまとめて、この期間に申告する必要があります。

例えば、2020年の2月10日からオンラインカジノを始めた場合、現在が2020年11月なので、2月10日から今年の年末までの勝利金額を、来年の「2月16日〜3月15日」に申告する必要があるということになります。

申告期間は1ヶ月間設けられていますが、確定申告をしに行く税務署は、時期が遅れれば遅れるほど混み合いますので、可能であればなるべく早い期間に申告しに行くことをおすすめします。

オンラインカジノの税金申告に必要な書類

次にオンラインカジノの税金申告の際に必要な書類についてです。

オンライカジノの確定申告では、上記の3つの書類を用意する必要があります。

源泉徴収票については、普段会社に勤めている方は年末または年始の時期に企業側から受け取ることができるので、それをそのまま持っていけば問題ありません。

次に支払調書については、オンライカジノ側から受け取る書類になり、これはオンライカジノ側に問い合わせて受け取るか、オンライカジノ上での収支明細を印字するかなどをします。

上記は全てそれほど用意の難しい書類ではありませんので、確定申告の前にしっかりと準備しておきましょう。

オンラインカジノの税金申告の手順

さて、ここまで準備したらあとは税務署に書類を提出すれば確定申告は完了です。

申告の方法は、税務署に直接出向いて行う方法とe-Taxというオンライシステムを利用して行う方法がありますが、どちらでも問題なく申告はすることができます。

初めての方は、少し面倒ですが税務署に出向けばわからないことを直接教えてもらうことができるので、税務署に行っても良いでしょう。

自分の状況やライフスタイルに合わせて期間内にオンライカジノの税金申告を行いましょう！

オンラインカジノの税金を減額する方法

ここまでオンラインカジノの税金がどのようなものかや払う必要があるのか、また支払いの方法などについて述べてきましたが、それではオンラインカジノの税金を減額する方法はあるのでしょうか。

答えは「No」です。

節税としてプライベートで利用した金額のいくらかを経費として精算する方法や、仕組みを利用して控除を受ける方法などはあるにはありますが、いずれもオンライカジノの勝利金額そのものへの税金を減額することはできません。

それでは、オンラインカジノでかかる税金を減額したい場合や面倒な手続きをしたくない場合はどうすれば良いのでしょうか。

答えは簡単で、「勝利金額を50万円以内に抑える」ことをすれば良いのです。

「オンライカジノの税金計算法Step①｜「一時所得」の金額を算出する」で解説したとおり、オンライカジノでは50万円勝利金額であれば、控除を差し引いて税金の支払い義務が生じません。

ですので、オンラインカジノで税金をどうしても払いたくない方や確定申告などといった面倒な手続きを避けたい方は、年間の勝利金額を50万円以内に抑えることで税金を支払う必要がなくなります。

オンラインカジノの税金は申告しなくてもバレない？バレたらどうなる？

最後に、オンラインカジノの税金を申告しなかった場合はどうなるのかや、実際に支払わなかった場合はどうなるのかを説明します。

まず大前提として、前述してきているように、オンラインカジノで勝利金額が50万円を超えている場合は、面倒であっても申告を行うことをおすすめします。

理由は当然、納税義務があるのに対して納税しないことは「脱税」にあたる犯罪行為になるためです。

しかし、オンラインカジノでの勝利金額が少額であった場合などは、税金を申告しなくても実際に税務署から連絡が来る可能性は低いのも事実です。

勝利金額が年間で数千万円を超える場合などは未申告で税務署等が動く可能性も高いですが、少額であれば個人の口座を1人1人チェックしているわけではないのでバレないといえばバレないでしょう。

しかし、バレなくても行為自体は「脱税」にあたり、万が一バレた場合は追徴課税や罰則などの面倒な手続きや処罰を受けなければなりません。

少額であればバレる可能性が低いとはいえ、やはり万が一に備えてオンライカジノの税金申告は行っておいた方が良いでしょう。

オンラインカジノの税金まとめ

いかがだったでしょうか。

本記事が、オンラインカジノの税金について知りたい方にとって少しでも参考になっていれば幸いです。

オンラインカジノでは、手軽にゲーム感覚でカジノを楽しめる一方で、お金が発生する分やはり「税金」はかかってしまします。

しかし、手続き自体はそれほど面倒なことでもなく、年に1度で良いので、オンラインカジノでも税金は必ず納めるようにしましょう！

それでは、最後に記事全体のまとめをしていきます。